MXNet 1.9.0が公開されました

はじめに

MXNet 1.9.0が公開されました。
今のところpipでインストールできるのはLinuxのみのようです。

番号が示す通り1.8.0からのマイナーアップデートだと思われます。

MXNet 2.0のリリースも計画されています。こちらは大幅に変更されるようです。

インストール

Ubuntu 20.04 on WSL2の環境にmxnet-cu112をインストールしてみました。
Python 3.8.10を使用しています。

pipで問題なくインストールできました。

pip install mxnet-cu112

ただし、おそらくcuDNNとNCCLのインストールが別途必要です。
こちらを参照して下さい。

検証

from mxnet.runtime import feature_list
feature_list()

上記を実行するとこのように返ってきました。

[✔ CUDA, ✔ CUDNN, ✔ NCCL, ✔ CUDA_RTC, ✖ TENSORRT, ✔ CPU_SSE, ✔ CPU_SSE2, ✔ CPU_SSE3, ✖ CPU_SSE4_1, ✖ CPU_SSE4_2, ✖ CPU_SSE4A, ✖ CPU_AVX, ✖ CPU_AVX2, ✔ OPENMP, ✖ SSE, ✖ F16C, ✖ JEMALLOC, ✔ BLAS_OPEN, ✖ BLAS_ATLAS, ✖ BLAS_MKL, ✖ BLAS_APPLE, ✔ LAPACK, ✔ MKLDNN, ✔ OPENCV, ✖ CAFFE, ✖ PROFILER, ✔ DIST_KVSTORE, ✖ CXX14, ✖ INT64_TENSOR_SIZE, ✔ SIGNAL_HANDLER, ✖ DEBUG, ✖ TVM_OP]

cuDNNやNCCLがちゃんと認識されているようです。