2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

WSL2上のUbuntu 24.04でPySide6を使う

まずは以下を実行します。 ldd /mnt/wsl/PHYSICALDRIVE3p1/pyside6_env/env/env0430/lib/python3.12/site-packages/PySide6/Qt/plugins/platforms/libqxcb.so | grep "not found"「/mnt/wsl/PHYSICALDRIVE3p1/pyside6_env/env/env0430」はvenvの仮想環境のア…

Windows Storeに「Ubuntu 24.04 LTS」が登場しました。WSL2でさっそく使ってみました。CUDAも使えました。

hoge@galleria:~$ cat /etc/os-release PRETTY_NAME="Ubuntu 24.04 LTS" NAME="Ubuntu" VERSION_ID="24.04" VERSION="24.04 LTS (Noble Numbat)" VERSION_CODENAME=noble ID=ubuntu ID_LIKE=debian HOME_URL="https://www.ubuntu.com/" SUPPORT_URL="https:/…

軽量Vision&Languageモデル(VLM)の「moondream2」を使ってみる

はじめにVision&Languageモデル(VLM)を使って写真の説明をしてもらいます。今回は軽量モデルの「moondream2」を使ってみました。 huggingface.co その他のVision&Languageモデル(VLM)touch-sp.hatenablog.com touch-sp.hatenablog.com touch-sp.hatena…

「Ollama」と「ChatUI」を使って Microsoft の Phi-3 をローカルで利用する。軽い、速いは正義です。

はじめにWSL2上のOllamaで「Phi-3」を実行して、Windows上のChatUIでそれを利用してみました。無料で実行可能です。 github.com github.com 必要なものWSL2にDocker Engineのインストールが必要です。 Windowsにnpmのインストールが必要です。使用した環境WS…

「InstantStyle」がDiffusersから使えるようになりました。

はじめにこちらのスクリプトをDiffusers用に書き換えました。 touch-sp.hatenablog.com スタイル画像こちらの画像を使わせてもらいました。 結果シードを変えて4枚の画像を作成しました。スタイルを維持しながらウサギを猫に変えています。 PC環境 Windows 1…

「IP-Adapter-FaceID-Plus」と「IP-Adapter-FaceID-PlusV2」がDiffusersから使えるようになりました。

結果左側の写真から右側の写真を作成しました。 PC環境 Windows 11 CUDA 11.8 Python 3.11Python環境構築 pip install torch==2.2.2+cu118 --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu118 pip install git+https://github.com/huggingface/diffusers p…

Googleが公開している「CodeGemma-7b-it」を「ChatUI」から使用する

はじめに「Llama.cpp」と「ChatUI」を使用しています。それぞれの使い方はこちらを参照して下さい。 touch-sp.hatenablog.com touch-sp.hatenablog.com 使い方「Llama.cpp」の実行 ./llama.cpp/server -m llama.cpp/models/codegemma-7b-it-f16.gguf -c 2048…

Stability AIが公開している「stable-code-instruct-3b」を「ChatUI」から使用する

はじめに以前「stable-code-instruct-3b」をPythonスクリプトから使用したことがあります。 touch-sp.hatenablog.com 今回は「Llama.cpp」と「ChatUI」の組み合わせで「stable-code-instruct-3b」を使用してみます。 「Llama.cpp」と「ChatUI」の使い方はこ…

「Llama.cpp」とHugging Faceが開発している「ChatUI」を使ってLLM(大規模言語モデル)をローカル環境で使用する

はじめにWSL2上のLlama.cppで大規模言語モデルの「zephyr-7b-beta」を実行して、Windows上のChatUIでそれを利用してみました。無料で実行可能です。 github.com github.com必要なものWSL2にDocker Engineのインストールが必要です。 Windowsにnpmのインスト…

LLM(大規模言語モデル)をローカルで実行して、それを VScode から使う。これですこれ、やりたかったのは正にこれです。

はじめにLLMを「llama.cpp」を使ってローカルで実行し、VSCode拡張機能の「Continue」からそのモデルを使用するイメージです。github.com github.com 注意コードを書いている最中にどんどん続きの候補を挙げてくれるようなことはできていません。(やろうと…

【InstantStyle③】スタイル画像とプロンプトを使って画像のスタイルを変更する

はじめにInstantStyleというモデルを使っています。 github.com できることが色々あるようですが今回はスタイル画像1枚とプロンプトから画像のスタイル変換をしてみます。スタイル画像こちらのGitHubページからスタイル画像を使わせて頂きました。 github.co…

【InstantStyle②】Inpaintモデルを使用して背景を変更する

はじめに前回の続きです。 touch-sp.hatenablog.com InstantStyleというモデルを使っています。 github.com できることが色々あるようですが今回はInpaintモデルを使用して背景を変更してみます。用意した画像サンプルにある画像をそのまま使わせてもらいま…

【InstantStyle①】スタイル画像とプロンプトから新しい画像を生成する

はじめにInstantStyleというモデルを使ってみました。 github.com できることが色々あるようですが今回はスタイル画像1枚とプロンプトから新しい画像を生成してみます。スタイル画像サンプルにある画像をそのまま使わせてもらいました。 目的スタイルを維持…