MXNet 1.8.0 をインストールする方法

更新

2021年3月30日mxnet 1.8.0.post0が公開されました。
それに合わせて一部記事を修正しています。

pipでのインストールは2021年3月30日現在Linuxでのみ可能です。
さっそくUbuntu 18.04 on WLS2にインストールしてみました。
Python 3.6.9を使用しています。

更新2(2021年7月7日)

WindowsのMXNet 1.8.0がCPU版に限りpipでインストール可能になっています。
こちらを参照。

CPU版

pip install mxnet


pipでインストールはできますがインポートする時に以下のエラーが出ました。

OSError: libopenblas.so.0: cannot open shared object file: No such file or directory


以下を実行するとうまくインポートできました。

sudo apt-get install libopenblas-base
export LD_LIBRARY_PATH=/usr/lib/openblas-base/


mxnet1.8.0.post0をインストールしてインポートすると以下のエラーが出ました。

OSError: libgomp.so.1: cannot open shared object file: No such file or directory


以下をインストールするとインポートできました。

sudo apt-get install libgomp1

GPU

CUDA 10.2の環境です。

pip install mxnet-cu102


pipでインストールはできますがインポートする時に以下のエラーが出ました。

libcudnn.so.8: cannot open shared object file: No such file or directory

cuDNN 8.1.1をインストールしました。

そしたら次は以下のエラーが出ました。

libnccl.so.2: cannot open shared object file: No such file or directory

NCCL 2.8.4をインストールしました。

そうするとうまくインポートできるようになりました。

cuDNNとNCLLのインストールはDNVIAの公式サイト通りに行いました。

実際に使用すると以下の警告が出ますが使えているのでそのままにしています。

../src/base.cc:80: cuDNN lib mismatch: linked-against version 8101 != compiled-against version 8004.  Set MXNET_CUDNN_LIB_CHECKING=0 to quiet this warning.

インストールするべきcuDNNは8.1.1ではなかったのかもしれません。